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コラム
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2025.12.22
グループIIIベースオイルの最新動向と阪和興業の供給体制
2025年も終盤を迎え、潤滑油業界では高性能化の流れが加速しています。その中で、グループIIIベースオイルは低硫黄・高粘度指数を特徴とし、
エンジンオイルや高性能潤滑油の主要原料として需要が拡大しています。
ベースオイルの分類と特徴
ベースオイルはAPI分類で主に グループI・II・III に分けられます。
グループI:溶剤精製で製造。硫黄含有量が高く、粘度指数は80~105程度。コストは低いが、酸化安定性や低温特性は劣るため、主に工業用潤滑油やグリースに使用。
グループII:水素化精製で製造。硫黄含有量が低く、粘度指数は90~120。酸化安定性が向上し、自動車用潤滑油にも広く採用。
グループIII:高度水素化分解+水素化精製で製造。硫黄含有量は極めて低く、粘度指数は120以上。低温流動性・酸化安定性に優れ、省燃費規格対応の高性能オイルに最適。
阪和興業の取り組み
阪和興業では、横浜に自社グループIIIタンクを構え、安定した在庫管理と迅速な国内供給体制を整えています。これにより、輸入リードタイムの短縮と安定供給を実現し、
国内のお客様に競争力ある価格とサービスを提供しています。さらに、再生ベースオイルやバイオベースオイルの提案も強化し、環境対応ニーズにもお応えします。
今後の展望
2026年に向けて、グループIIIの需要はさらに拡大が見込まれます。加えて、阪和興業ではグループIIベースオイルの在庫販売も検討中です。
幅広い製品ラインアップで、お客様の多様なニーズにお応えできる体制を構築してまいります。
ベースオイルに関するご相談や製品選定のサポートも承っております。
詳細は阪和興業株式会社・化学品部までお気軽にお問い合わせください。



